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2024/03/22

四十肩・五十肩

四十肩・五十肩はよくお聞きになったり、口にすることも多いと思いますが、
自分たちの中では肩関節周囲炎と総称されます。

現在、肩関節周囲炎になる原因ははっきりとは分かっていません!
加齢による筋肉の衰えは関係しているのではないかと言われていますが
痛みが出始めた時にはっきりとした原因がないのも特徴の一つです。

大きく3つの時期があり、炎症期→拘縮期→解氷期という順に進みます。
炎症期は最も痛みがピークになる時期で安静時痛が出たり、夜間痛といって
就寝時の体勢により痛みで度々目が覚めるという特徴があります。
拘縮期は痛みは少しずつ軽減しますが可動域に制限が強く出始めます。
解氷期までくれば痛みは大きく改善され、可動域も少しずつ拡がっていきます。

痛みの特徴としては、肩凝りなどでしんどさを感じる箇所というよりは
肩関節の前面、腕の付け根あたりに強く痛みを感じると思います。
メカニズムとしては肩甲骨から腱板筋という4つの筋肉が走ってきて
上腕骨前面にある結節部に付着します。
そしてその腱板筋が日常重い物を持ったり、投げるような動作などをした際に
肩関節を安定させたり、脱臼しないように引き付けておく役割をしてくれています。

それが何らかの原因で腱板筋の動きが悪くなるため引っ張ってしまい
付着部分の結節部で炎症を起こし強い痛みを引き起こしてしまいます。

四十肩・五十肩になった方に話を聞くと色々なことを言われると思います。
特に多いのが、痛くても動かさないと固まるよと言われたり、
反対に安静にしておかないと治らないよと言われたり、
治療しなくてもいつの間にか治るよと言われたり…

まず運動に関してはどちらも正解で、外れです!
先程話したように時期があるのですがその時期によって安静にしないといけないのか
少々痛みを伴っても動かしていかないといけないのか変わってきます!

そして治療の必要性ですが、しなくても時期が過ぎれば引くとは思いますが
やはりしておくほうが日常感じる強い痛みを少しでも抑えることは出来ますし
改善し始めた時の可動域の回復具合も変わってくると思います!

時期によれば定期的に治療しててもなかなか改善しなかったり、痛みが増したりする時もあり
精神的にもしんどくなる治療ではありますが今までの経験とその経験に基づき原因となる筋をはっきりさせ
様々なアプローチで少しでも四十肩・五十肩で日常しんどく過ごされている方のお力になれればと思っています!

ぜひお悩みの方はまつもと整骨院で一緒に頑張って治療していきましょう👍

四十肩・五十肩
四十肩・五十肩

2024/03/09

医接連携のお知らせ

この度まつもと整骨院は以前からお世話になっていた加古郡稲美町にある
大西メディカルクリニックと3月より正式に医接連携をさせていただくことになりました!

大西メディカルクリニックの院長である大西康文先生は整形外科と整骨院の連携、
そして柔道整復師の必要性をすごく大事に思ってくださっているため
この度、医接連携をとらせていただく運びとなりました。

また私自身も大切にしている地域医療の充実、地域に根付いた診療という点も
考え、想いが同じ方向だったため迷わず決断させていただきました😊

医接連携をさせていただくことで様々な項目があるのですが、
MRIのご予約を当院から取ることが出来る点や無料送迎を頼める点、
またチャットツールを用いて随時、患者様の症状についてご相談が出来るなど
当院にとっても患者様にとってもより安心していただける環境になると思います!

整骨院に治療に来ていただいた際に今回の状態は整骨院だけの判断だけではなく
整形外科による画像診断に基づいた判断も欲しいという場面は実際に多くみられます。
しかし、患者様自身にかかりつけの整形外科がなかったり情報提供書をお持ちいただき
受診しても診てもらえなかったり、診察はしてもらえたが
その後の整骨院での治療を認めてもらえなかったりといったケースが多いのも現実です。

そういった中、快く診察・精密検査を引き受けてくださる環境を
整えていただいた大西先生には感謝しかありません!

今後は当院で必要な場合は大西メディカルクリニックにて精密検査や診察を
スムーズにお受けすることも可能になったり、常に整形外科と連携をとれる環境を
整えていますのでより一層安心してまつもと整骨院にご通院ください🙇🏻

どんな些細なお悩みでもいつでも播磨町のまつもと整骨院をご利用ください⭐

医接連携のお知らせ
医接連携のお知らせ

2024/03/04

ばね指

ばね指とは正式には弾発指と呼ばれるものです。

本来指は手のひらを握ったりするような強い力を発揮する際に前腕部の筋肉を使うのですが
その力を指まで伝えるために腱というものによって最大限力を伝え、曲げ伸ばしをすることが出来ます。

その際に腱が通るところで浮き上がらないように押さえているのが腱鞘と呼ばれる鞘のようなものがあります。
分かりやすく例えるとベルトとベルト通しのような状態です。
そして指を曲げ伸ばしするとその鞘の中を腱が行ったり来たりしているのです。

その鞘が終わる指の付け根の辺りに特に負荷がかかりやすいため使いすぎたり、
繰り返し指を頻繁に使うと炎症をおこしてしまうのですがそれがよく耳にする”腱鞘炎”の状態です☝🏻

さらにそれが進行すると鞘の方が変形したり、腱の方が肥厚したりすることで
引っ掛かりが起こるのがいわゆるばね指と呼ばれる状態のことになります。

手の使い過ぎや指先をよく使う仕事やスポーツをされている方がなりやすいのはもちろん、
更年期や妊娠出産期の女性にも多いのが特徴です。
またよく起こるのは母指、次いで中指に多いです。

治療法としては保存療法で引っ掛かりもなく完全に治すにはこれという方法は特になく、
腱鞘の鞘を開く手術を行わないと完全には改善しません。

ただ当院では超音波やハイボルテージを駆使し、まずは炎症や痛みを抑えることは可能です!
引っ掛かりに関しては鞘の変形を取り除かないと消失しにくいため改善は難しいですが
日常や仕事、スポーツに支障をきたす痛みに関してはしっかりとることは出来ます😊

痛みがないだけでも全然使いやすさは変わると思うのでお悩みの際はぜひ当院にご相談ください!

当院では少しでも過ごしやすい状態にしていけるよう出来る限りの方法を駆使し
全力でサポートさせていただきます🙇🏻

ばね指
ばね指

2024/03/01

治療情報

2月中旬、元々ご予約が入っていた方が来られた際にかなり足を引きずってご来院されました。
お話を伺うと、今朝犬の散歩中に突然引っ張られて前向きに転倒し顔と膝を強く打ったとのこと。
ご本人は膝はひどい打撲くらいで顔の方が気になるとおしゃられる状態。

確かに強い打撲で当日ならその状態でもおかしくはないしなと思いながら
歩いている様子を見てると打撲かな?と思うような状態・・・

とにかくベッド上で状態をより確認するために触診を開始。
その時に可能な範囲で動かした際の痛みの訴え方、健側と比べた際の所見等から
何だか嫌な感じがしました💧

そのためその日は当院での治療ではなく、整形外科で検査をしていただく方が良いと判断し
施術情報提供紹介書を作成し、提携先の整形外科に受診していただくよう手配しました。

検査後、お昼にわざわざお電話くださったのですが結果は・・・
”膝関節後十字靭帯付着部剥離骨折”という診断でした。

それからは当院で週1、2回の通院で腫脹と疼痛緩和でハイボルテージ、
骨癒合を促進させる目的での超音波治療を同時に照射することが可能な
コンビネーション治療を膝窩部から付着部を狙い照射をし治療しています。

写真は受傷時の写真と受傷後約2週間が経過した際の写真です!
後十字靭帯付着部を骨折すると脛骨部の支えが弱くなるために
膝を立てた状態にすると写真のように脛骨粗面部周囲が後方へ落ち込むのが診られます。
2週間経ち、先日整形外科でも順調に骨癒合が綺麗に進んでいると言われたとのことですが
写真を見ても少し脛骨粗面部周囲の落ち込みが軽減したように思います。

歩き方や痛みも少しずつ軽減している感覚も出てきたみたいで
整形外科でもこの調子で行けば1ヶ月になる頃には固定器具も外せそうと言われたようなので
この調子で日常生活にも支障が残らないように引き続きリハビリをしっかり行っていきたいと思います😊

治療情報
治療情報

2024/02/20

首・肩周囲の不調

長年肩凝りで辛い…
頭痛が頻繁で生活に支障をきたす…

そういった悩みや諦めのお声をよくお聞きすることがあります!

もちろんそういう症状はなかなか取れにくいですが、
少しでも日常への支障を減らすことは必ずできます。

頚肩部でそういった症状の原因になり得る要因として姿勢不良は見逃せない一つです。

猫背や小さい頃から姿勢が悪いなどもそうなのですが
昨今多いのはストレートネックやスマホ首と言われるもの!
近年よく言われているので耳にされた方も多いのではないでしょうか?

ではどういう状態のことを指すのかと言うと…
まず身体の中心部にある脊椎、いわゆる背骨ですが首から腰まで
24個ありそれぞれの場所で湾曲しています。
そのアーチによって身体にかかる負担を吸収・分散しています。
しかしそれが様々な要因からその生理的湾曲がなくなり反りすぎてしまったり、
反対に真っ直ぐに近い状態になってしまうとその周りの筋肉で補おうとし
過負荷となり筋の状態が悪くなることで痛みや、圧迫することで循環不良を引き起こし
様々な不調を引き起こしてしまうのです…

首に限っての話ですが、その湾曲をなくしてしまう原因がスマホやパソコンです。
人間、頭の重さは体重の10分の1程度と言われており、
本来の湾曲があっても常に4~6㎏の重みを首で支えていることになります。

それがスマホやパソコンを見ようと少し顔をうつむけるだけでその負荷は大きく変化します。
重心線から15度前へ傾くだけでおよそ2倍の負荷になりと言われています。
こういった状態が続くことで首の筋肉が過緊張を起こし、頚椎が引っ張られ
湾曲を徐々に失っていき症状が慢性化していくのです…

当院ではまずそうならないように手技療法を用いて適切に筋にアプローチし
筋が過緊張状態になる前にしっかり防ぎます!
また長年悩んでいる、色々な治療をしてきたけど改善しないなどという方も
お一人お一人の原因を探り、それに合った治療をすることで少しでも
改善させることは可能だと思います!

少しでもお困りの方がいらっしゃれば、まつもと整骨院で治療してみませんか?
日常で気を付けることなどのアドバイスも含めそれぞれに合った治療をさせてください。

首・肩周囲の不調
首・肩周囲の不調